ブリッジポート大学の学生研究が宇宙に?! 

テスラモーターズのCEOでもあるイーロン・マスクが設立したSpaceX。先日テスラの車を載せたロケットを火星へ飛ばしたことでも一躍有名になりましたね。

先月6月28日、フロリダのケープカナベラルから、また新たなロケットが発射されました。

今回飛んだロケットはファルコン9ロケット。
このロケットにブリッジポート大学の学生の研究が載っていたことをご存知でしょうか?

個人的にSpaceXのロケットの開発を応援していた筆者もこの事知ったときは驚きました。

(写真:UBNEWSから)

ブリッジポート大学で生物学を専攻しているEmily JulianoさんとFeissal Djouleさん。
彼らは地球宇宙科学教育センター(the National Center for Earth and Space Science Education)の取り組みの一つであるStudent Spaceflight Experiments Programに参加しました。

このプログラムは低重力環境を必要とした実験を行う学生の研究を支援することを目的としています。

彼らの研究プロジェクトは、全国から提出された1959件以上の案件の中から選ばれました。

「ナノ粒子と細胞間相互作用に及ぼす微小重力の影響(“The Effect of Microgravity on Nanoparticle-Cellular Interaction.”)」と題された研究プロジェクトです。

このプロジェクトは、長らく疑問視されてきた宇宙探査による人間の細胞タンパク質の変化に焦点を当てています。

宇宙飛行が人間の健康に及ぼす影響とは。低重力が人体の生物学的プロセスにどのように影響するのか。潜在的な被害を改善するため何が必要か、などなど。

宇宙空間における細胞変化をキャプチャして解析し、それを地球上の細胞と比較することで、こうした細胞変化のより理解し、修正していくことで、この変化を将来的に防ぐ可能性を探ります。

一年前、約一年間宇宙空間で過ごしたスコット・ケリー宇宙飛行士と地上で生活していた双子のマーク・ケリー宇宙飛行士を比較するNASAの研究「Twins Study」によって、宇宙滞在が人体に与える影響の解明が、徐々に注目を集めるようになりました。

将来人類は、月や火星に移住するかもしれません。SpaceXを設立したイーロン・マスクも人類が将来、火星に移住することを夢見ています。

こうした学生たちの小さなプロジェクトが人類の将来的な問題を解決する機会を持てることは、とても貴重な経験になります。私もブリッジポートの学生として、彼らの研究が良い成果を生むことを楽しみにしています。

参考

For UB students, June means it’s time to send research to the International Space Station (UB News)

UB-designed experiments headed for space (CTPost)

Bridgeport college students study gravity’s effect on the human body (News12 Connecticut)

National Center for Earth and Space Science Educationのサイト

宇宙と地球、わかれて暮らした双子の宇宙飛行士の遺伝子に起きたこと(WIRED 日本版)