聞き取れない英語をYoutubeでディクテーションする方法


さてさて、秋が深まってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

これまで、いろいろな授業のブログ記事を書いてきましたが、今回はちょっと趣向を変えて、アメリカ留学中に意外と役立つ英語学習の小技についてご紹介したいと思います。

 

英語が聞き取れないと生きていけない

 

この記事を読んでくださっている方の中には、すでにアメリカ留学をしている方もたくさんおられると思います。

アメリカ留学をしていると、文化の違いや食べ物の違い、もちろん英語などいろんなチャレンジが待っています。私もそうでした。

しかし、何といっても最大のチャレンジは、「授業で英語が聞き取れない」ことにつきます。

友達との会話では英語がつたなくても、そのままスルーされたり気遣ってもらったりするだけなので大したことはありません。

しかし、授業の英語が聞き取れないと、単位が取れなくなってしまうので大問題、正に死活問題です。

特に留学した直後なんて、授業で教授が何を言っているのかも、他の学生が何を質問しているのかも、さらには宿題が出されたのかどうかも分からないまま授業を終えるなんてことが良くあります。

その他に苦労したことと言えば、授業中に1時間くらいの映像を見せられて、その後にその内容について確認のテストを受けるなんて場合です。

こればっかりは対処のしようがありませんが、宿題として映像を見てきて、その内容をレポートにまとめると言ったことは実際に何度もありました。

映像はもちろん全て英語です。TOEICのリスニングに出てくる1,2分の会話でも、TOEFLのリスニングで使われる5分ほどの授業でもなく1時間です!そしてたいてい字幕なし。さすがに泣きたくなります。

今回は、そんな時に私が駆使した裏技をみなさんにご紹介したいと思います。

その名も「Youtubeディクテーション」です。

実は、Youtubeには動画内の音声を自動的に認識して文字起こしをしてくれる「自動字幕起こし機能」というものがあり、英語ならかなり高い精度で正確に文字起こしをしてくれるんです。

要はこれを使ってディクテーションしちゃおうというわけですね。

 

用意するもの

 

用意するものは以下の通りです。

・聞き取れなかった英語の音声ファイルか動画ファイル

・どうでもいい画像ファイル(上記が音声ファイルの時に使用)

➡私はフリー画像や、パワーポイントで白紙の画像ファイルを作って使っていました。

・パソコン

・動画編集ソフト

➡Windowsの Movie Maker があれば十分。なければ OpenShot Video Editor などお勧めです。

・Youtube(gmail)のアカウント

➡アカウントが無ければ作っておいてください。もしアカウントを運営している場合でも、今回の動画は「非公開」でアップするので支障はないかと思います。

 

Youtube用動画ファイルの作り方

 

※すでに動画ファイルをお持ちの方は、このプロセスは飛ばして下さい。

まずは動画編集ソフトを立ち上げてください。今回は約45分の音声ファイル(MP3)を、 OpenShot Video Editor を使用して動画ファイルにする流れでご紹介します。

立ち上げたら、①に音声ファイル、②に画像ファイルをドラッグアンドドロップします。実際には①と②が逆になってもかまいません。

すると自動的に③にもファイルが表示されます。

また、音声ファイルは中途半端な場所(10秒目くらい)から表示されることもあるので、音声ファイルを左の赤線のところまでドラッグします。

もし、トラック3がうまくPCの画面上に表示されていない場合は、カーソルを④のあたりに持っていくと高さの調整ができますのでやってみてください。

ここまでくると下記のような画面になると思います。

 

次に、画像ファイルはデフォルトでは10秒間くらいしか時間幅がないので、その時間幅を音声ファイルと同じ長さまで伸ばします(上の画像の矢印部分)。

やり方としては、画像ファイルの右端をクリックしてそのまま画面の右端までドラッグし、その後⑤をクリックしてズーム幅を変えてまた同じことを繰り返していきます。

最終的にこのような画面になります。

 

ここまでくればあとは動画をエクスポートするだけです。

左上の File をクリックし、Export Video をクリックします。

すると、エクスポート先や画質などを設定する画面がポップアップします。

この時のポイントは、低いクオリティでエクスポートすることです。クオリティが高いとその分エクスポートやこの後のYoutubeへのアップロードに時間がかかってしまいます。

実際に必要なのは音声だけなので、短時間でエクスポートを終わらせましょう。

 

私は以下のように設定しています。

  • Profile: All Formats
  • Target: MP4 (h.264)
  • Video Profile: Mobile 360p (320×240)
  • Quality: Low

 

今回は上記の設定で、45分ほどの音声ファイルを、4分間で37MBのMP4ファイルとしてエクスポートできました。

これで、動画ファイルが完成しました。次はYoutubeへのアップロードです。

 

Youtubeへのアップロード

 

Youtubeへの動画のアップロードはとても簡単ですし、いろいろなサイトに方法が載っているので参考にしていただけたらと思います。

簡単に言えば、ログイン状態でYoutubeのトップページを開けた際に、右上の方に下記のマークが表示されていると思います。

これをクリックし、「動画をアップロード」をクリックすれば、下記のような動画のアップロード画面に移動します。

真ん中で公開設定を選べるようになっているので、「非公開」を選択した状態で、ここに先ほど作った動画ファイルをドラッグアンドドロップします。

動画がアップロードされている最中に、動画の設定画面が開きます。特に何もしなくてもいいのですが、非公開動画でもありますので、私は「詳細設定」の「配信オプション」の「埋め込みを許可」と「[登録チャンネル] フィードに公開してチャンネル登録者に通知 」のチェックを外しています。

先ほどのファイルは5分ほどで、Youtube上で閲覧可能な状態となりました。最後に右上の方に表示される「完了」をクリックして、実際の映像を確認します。ただし、まだ文字起こしが完了していないため、字幕表示機能は表示されていません。

ここからがいよいよ、本題である文字起こし作業の時間なのですが、実は私たち人間にできることはもう何もありません。あとはただ待つのみです。

・・・ということで45分ほどで字幕がつきました。

 

 

映像の枠の下の方の黒い部分に、字幕表示ボタン(歯車マークの左隣)が表示されるので、それをクリックすると字幕が出てきます。

また、その下の矢印で示した「・・・」をクリックし「文字起こしを開く」をクリックすると、画面の右側に字幕部分が全て表示されます。何分何秒に何という発言をしているかが全て出てくるので便利です。

ちなみに、表示される字幕の中に、ところどころ文字が薄くなっている部分があるのですが、これはこの単語で合っているかYoutubeが自信がないというサインだと思われます。

これでYoutubeディクテーションの作業は全て終わりです。お疲れさまでした。

 

Youtubeディクテーションと著作権

 

最後に著作権の問題について簡単に触れておきたいと思います。

原則、Youtube上には自身が著作権を持つ、または著作権者から許可を取った動画しかアップすることはできません

これは、非公開設定にしていたとしても同様です

著作権違反を繰り返していると、アカウント停止などの措置が取られる可能性がありますので、十分に注意してください。

ですので、授業の音声を文字起こししたい場合などは、一言教授に許可をもらっておくなどしたらよいと思います。

また、教授の中にはシラバスに録音禁止と明記している場合もありますのでご注意ください。

 

ぜひ、Youtubeディクテーションを駆使して、快適な英語学習ライフをお送りください!

コメントを残す