英語エッセイでのパラフレーズのやり方:例とコツ


皆さんお待たせしました!

アメリカ留学で学んだ「英文エッセイの書き方」シリーズの第三弾、今回はいよいよ具体的なテクニックに入っていきます。テーマはその名もパラフレーズ(paraphrase)です!

例文もたくさん掲載していますのでお楽しみに。ちなみに、第一弾と第二弾を見てない方はこちらからご覧ください。

 

英文エッセイの書き方:リサーチとは何か?「雲、雨、傘」を使いこなせ!

英文エッセイの書き方:コピペ厳禁!最悪国外追放だよ

 

ではまず、パラフレーズとは何なのかということからお話していきたいと思います。

 

パラフレーズとは何か

おそらく長年、特に英会話やTOEICなどを主体に英語を学んできた人にとっては、パラフレーズという言葉自体聞いたことがないかもしれません。

パラフレーズとは、ある文を、その意味を失わずに別の言い回しで表現することをいいます。

例えばですが、皆さんがアメリカに来て初めて自己紹介をする際に、以下のいずれかの表現を使うことが多いのではないかと思います。

  • 私は日本出身です : I came from Japan
  • 私は日本人です : I am Japanese
  • 私は日本で生まれ育ちました : I was born and raised in Japan

 

これってどれも言っていることは同じですよね?ただし、言い回しが少し違うだけです。例えば、1番目の文をパラフレーズしなさいと言われたときに、2番目や3番目の表現を使えばパラフレーズ成功ということになります。これはとても初歩的なパラフレーズの事例です。

分かってみれば何にも難しいことはありません。そして皆さんも必ず経験があるはずです。例えば皆さんが日本で大学教授や職場の上司など目上の人と話すときと、友人と話すときを比べてみてください。同じことを伝えようとしているのに、使う表現は違うはずです。

それは、特に目上の人と話すときは無意識に頭の中でパラフレーズがおこなわれていて、使ってよい言葉や表現を選んで話しているからなのです。そう考えると、パラフレーズはとても身近なことだと言えるわけです。

 

なぜパラフレーズしないといけないのか

では、なぜ英語のエッセイを書くときにパラフレーズが必要なのでしょうか?それは、前回取り上げました、コピペ厳禁の話につながります。

アメリカの大学では、コピペに対する基準も罰則も厳しいことは前回お伝えしました。ですから、何かの参考文献を読んで、その内容をレポートに使用する際、引用としてダブルクォーテーション(””)で囲うのでない限り、必ずパラフレーズして別の言い回しにしてから使用しなくてはいけないこととなっています。

だったら面倒くさいから全部ダブルクォーテーションで引用しまくればいいじゃんと思うかもしれませんが、そういうレポートは大概、教授に嫌われるか、最悪書き直しをさせられます。

何が言いたいかというと、要はパラフレーズできない学生は英文エッセイを書くことができないのです!

つまり、パラフレーズの技術は、アメリカ留学では死活問題なのです。そして往々にして日本人留学生は英語の表現力が非常に乏しい傾向にあります。アメリカ人なら簡単にパラフレーズできる文章も、場合によっては参考文献に書いてある通りの表現以外全く思いつかず、そのまま1時間くらい固まることもざらにあります。

ですから、留学中の方や留学予定の方には、ぜひこの記事でパラフレーズの例やコツをつかんで頂けたらと思います。

 

パラフレーズのコツ:同義語を攻略せよ!

 

ではどうやってうまくパラフレーズしていったらいいのでしょうか?実は、もっとも簡単にパラフレーズをおこなえるコツがあります。それは同義語(synonym)を使うことです。

同義語は正に、同じ意味を違う言い回しで表現したものですから、そのまま言葉を置き換えるだけであっという間にパラフレーズができてしまえます。

ですから、まずは同義語を攻略しましょう。以下に、英語エッセイでよく使う接続語の同義語を掲載しておきますので、ぜひ覚えて帰ってください!

 

したがってTherefore, Hence, Since, Consequently, As a result, Then, Thus, Accordingly
つまりIn short, In sum, To sum up, To summarize, In conclusion, Therefore, Hence, As a result
同様にIn the same way, Similarly, Along the same, Like wise
しかし・逆に・にもかかわらずHowever, Although, Even though, On the contrary, On the other hand, By contrast, Despite the fact that, Regardless, While
さらにFurthermore, In addition, Moreover
例えばFor example, For instance, As an illustration

 

もちろん、実際には同義語はもっとたくさんあります。無限にあると言っても過言ではないかもしれません。ただ、一つの表現につき3つくらい知っていれば実際は十分ではないかと思います。

もし同義語探しに困ったら、ぜひこちらのサイトも使ってみてください。

サイト:Thesauraus.com

アプリ:Chambers Thesaurus (有料)

このサイトでは同義語を探したい単語や表現を入力すれば、簡単に同義語を検索することができます。さらには、表現ごとにどの程度類似性が高いかも表示されます。役立つこと間違いなしです。

 

パラフレーズのコツ:同じ表現、簡単な表現は使わない

実は、英語のエッセイを書く際に、パラフレーズに関連して注意が必要なポイントが他にもあります。1番目は、同じ表現を使い続けてはいけないと言うことです。

例えば私がよくやってしまうのが “Therefore” の乱発です。英文エッセイはどうしても論理的な展開が必要なので、何かの理由を述べた後に、だからこうなるという表現をしたいときに、いつも “Therefore” を使ってしまうのです。そうすると、後で見返してみたときに短い間隔で “Therefore” が乱発された状態になってしまいます。

日本では、「したがって」とか「だから」が続いて使われていてもそれほど問題視されないかもしれませんが、アメリカではそういう書き方は嫌われるのです。ですから、文章として問題なくても、別の表現にパラフレーズしなければなりません。

おそらく皆さんも、英文を書くときに使い慣れた言い回しがあるはずです。そして気づいたらそれが何回も反復して使われてしまっているといった経験をしたこともあるのではないでしょうか?

いくら参考文献をパラフレーズしているとしても、同じ表現でパラフレーズし続けたらさすがにまずいというわけです。

ですから、ぜひ一通り文章を書いた後は、自身が良く使う表現で検索を掛けてみるなどして、仕上げのパラフレーズをしていきましょう。これだけで、英文のライティング力は格段にアップします。

もう一つの注意点は、レベルの低い表現を使ってはいけないということです。何がレベルが低いのかというと、例えば文頭に “And” “But” “So” “Also” などの言葉を持ってこないと言うことです。これはもう、暗黙の了解レベルで要求されています。おそらく、日本で何かのビジネス文書やレポートを書く際に、「私」ではなく「僕」を使ってしまうのと似ているかもしれません。

ですから、上記のパラフレーズの例にもこういった表現は載せませんでした。意味は伝わるのですが、英語エッセイを書くと言う観点では使ってはいけない表現だからです。ですから、いちいち “In addition” “However” “Therefore” “Moreover” などにパラフレーズするようにしましょう。

 

パラフレーズに慣れよう

 

パラフレーズははっきり言って面倒くさいです。同じことを言いたいのになぜいちいち違う言い回しを考えなくてはいけないのかと、イライラすることさえあります。

しかし、アメリカに留学するのであれば、パラフレーズは決して避けて通れません。ですから、もうパターンを覚えて慣れてしまうしかありません。

私も始めはとっつきにくかったですが、何回もエッセイを書いていくうちにだんだんと慣れてきました。そして徐々に、簡単な表現であれば頭の中で自動的にパラフレーズができるようになってきました。

ということで結論、パラフレーズに慣れましょう!そしてパラフレーズを使いこなしましょう!

次回も英語エッセイの書き方のコツについて、さらにお伝えしていきたいと思います。

 

ちなみに過去にはこんな記事を書いていますので、こちらもぜひご覧ください!

 

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